気になっていたゲーム

ずっと以前、どこで知ったのかはわすれましたが、『かたわ少女』というタイトルのゲームが作られていると、それもどうも海外で作られているという話を聞いて、それはなんだかすごく気になる。扱われる題材がそうだからというわけでなく、なんというのだろう、そうしたことを扱うことがタブーとされるために、なかなかに取り上げられることのないようなことってあります。ですが、もしかしたら、このゲームは、日頃表立ってすくいあげられることのない、そうしたところに触れるものになるのではないか。悪趣味の延長にではなく、真摯に向き合おうとする、そうした気持ちを描くのだとしたらその果てに、これまでに見ようとしながらも見てこなかったものに触れることができるのではないか。このゲームがどうにも気になってならなかったのは、そうした可能性のようなものを感じたからでした。

http://www.katawa-shoujo.com/

けれど、私の知ったころにはまだ充分な情報はなく、その進捗がどうなっているかもわからなかったのですが、今日、ダニー・チュー氏のBlogに記事があがっているのを見て、それで久しぶりにサイトを訪れたら、Act1がダウンロード可能になっていました。しかも素晴しいことに、WindowsMac OS XLinux x86マルチプラットフォーム仕様。感動はこれだけでなく、なんとクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されているというんですから、すごいね! なんだかわくわくしてきたぞ!

あんまりにわくわくしたものだから、日本語訳にチャレンジしてみようか、もし誰もしないのなら! と思ったら、id:sb_sth氏がローカライズにチャレンジされるということがわかり、ちょっと安心しました。ちゃんとした人が翻訳してくれるほうがきっといいよね。ただ、日本語訳ボランティアは引き続き募集されているみたいだから、査読者として参加してもいいかな、なんて思うんだけど、時間のやりくりうまくできるかな。ともあれ、なにか手伝えることがあるなら、手伝いたいものだと思います。

とりあえず、Act1はダウンロードして、起動まで確認したので、時間を見付けてプレイしてみようかと思います。で、雰囲気、内容が掴めるようなら、査読者に応募してみようかと、そんな風に思っています。