肉食とか草食とか

なんか最近、肉食とか草食とかいうんが話題のキーワードになってますけど、草食と評される男子ってのは、ただその女性がいうほど好みではなかった、ってことなんじゃないかって思うのです。もちろん、性的な意味で。友人にするにはいいけど、恋人にするにはちょっとってこともあるからな。

据え膳食わぬは男の恥といわれていた時代なら、女ならそれが女というだけでセックスしちゃって、それでなんか男の価値があがったみたいにいわれたりすることもあったのかも知れないけれど、相手が女なら誰とでもセックスするという考え、そういうのを持たない人っていうのもあるでしょう。それが、草食男子って呼ばれる人の価値観なんだと思う。女が嫌いなのではなく、セックスが嫌いなのでもなく、ただあんたとセックスしたいとは思ってない、ってだけじゃないかと。単純にセックスの相手としては魅力的ではなかった。その人の性的魅力は、事後に発生するかも知れないごたごたの面倒を考えると、それでもあえてと思わせるほどに高くなかった。あるいは、友人としての価値や居心地、付き合いやすさが、性的価値よりも遥かに高いということもあるだろうと思っています。

まあ、私はそうしたセックスうんぬんに関することを、草食肉食などというたとえで説明しちゃうような価値観、好きじゃないから、きっと彼彼女らからしたら、草食であり続けるのだろうなと思います。でも重ねていうけど、肉だから、草だからっていうんじゃなくて、ほかならぬあんただから手をつけないのですよ。