原稿用紙ウィザードの秘密

今日、職場でおつかいを頼まれて、書類持って出向いた別部署。そこで思わぬ依頼を受けました。Wordで使える16字*14行のカスタム原稿用紙を作って欲しいというのですね。ああ、それなら原稿用紙ウィザードでできますよ、と答えたら、原稿用紙ウィザードって20*20と20*10でしたっけ? その二種類からしか選べないんですね。滅多に使う機能じゃないから忘れてしまっていました。

しかし、カスタム原稿用紙だなんてどうしたらいいんだ。本当にちっともわからないので、Webでいろいろ調べてみたところ、あの升目はヘッダに仕込まれたオートシェイプだそうで、確かにヘッダの編集をすれば、升目も動かせます。じゃあ、次は文字数と行数の設定だ。それは、ページのプロパティでしたっけ? そこに文字数、行数を指定したら、自動で最適のピッチを設定してくれるパネルがあったので、それでなんとかなりました。

しかし、Wordのオートシェイプ、あれは使いにくいですね。原稿用紙ウィザードで作った20*20の升目を、グループ解除して、升をひとつ残してあとは全部削除。一番外にある枠の幅を調べて、それを16で割る。得られた結果に従い升目の幅を設定。それをコピーして、ペーストすること15回。両端を決めて、上端揃え、均等配置をしようと思ったら、なんとそれがないようなので、しかたない、ちまちまと手作業で並べて、まあ、近づけるとくっついてくれるからいいんですけどさ……。

1行目ができたら、グループ化、コピー、ペーストすること13回。それを適当に配置して、印刷。バランスを見ながら調整。

以上で、カスタム原稿用紙が完成しましたとさ。

正直、あんまりたびたびやりたい作業ではないです。しんどいばっかりです。