はてなの日付の概念は気がきいている

はてなではじめて日記を書いたとき、0時をまわっても、一向に次の日にならなかったので、いったいこれはどういうことかといぶかしんだものだけれど、日付の変わる時間の初期設定が、6時になっているんですね。これは、正直なところありがたい。だって、職場で書き込みができない、ということはうちに帰ってから、ということは、毎日更新を目指している人は、日付偽装をしないとどうにもならないこともあるでしょう。偽装という欺瞞と毎日更新という強迫との葛藤に苦しむ人もあると聞きますが、はてなの仕組みだと、そういった心配がいらない。だから、これ、いいなあ、そんな風に思ったんです。

けど、実際、体感的な一日というのは、朝起きてから夜寝る前というものだと思います。あるいは翌朝の夜明け、日の昇って空が明るくなることをもって、翌日を感じる。そうしたことを鑑みても、はてなの日付の仕組みは感じがいいな、ある種、理にかなったところがあるな、そのように思いました。

はてなには、こうした厳密性をあえてはずしたゆるさがあって、そうしたところが好まれたりもするのかな。そんな気がしています。